ブラウザのプロンプト窓にコピペを繰り返していた人が、CLIツールに出会った話

もくじ

・・・かっこいいと思っていたんです。

スタバとかでバイブコーディングしてるお兄さんたちが。
あの「何をしているかよくわからないけどとにかく難しいことなのだろう」感を醸し出せればモテるのではないか

そのような僅かな下心と、どうしても必要になるnpmコマンドとかそもそもターミナルを触るのが個人的にどうしても苦手なので、不純な目的で克服してやろうという魂胆です。

ちなみにかつての私はJSやプレーンなCSSはある程度書けるものの、npmやらNode.jsやらGitコマンドやらが飛び交う環境には強い苦手意識がありました。今もありますが。
これまでAIといえば、ブラウザでChatGPTやClaudeを開いて「〜〜のコードを書いて」と入力し 、生成されたコードをせっせと手元のエディタにコピペする……という使い方をしていました。ですが、複数ファイルを行き来しながら「このCSSを貼って」「エラーが出たからエラー文をまたブラウザにコピペして」「直してもらったコードをまた貼って」を繰り返すうちに、

「AIを使っているのか、単なるコピペ作業員をやっているのか分からないな……」となり、OSやIDEを直接動かしたいという動機となっていきました。

黒い画面

そういう感じの名前のゲームありましたよね。たまに開きますよ。リポジトリから落ちてきた環境を走らせるために、エンジニア様やreadme.mdが支持してくる謎のコマンドを叩くために。それでもこの黒い画面はゴリゴリのエンジニアが使うもので、私のような素人には基本的には関係のないもの、と捉えていました。今もちょっとそう思っています。
CLIを入れてみようと一念発起して、最初にやったのはブラウザのGeminiにそれをそのまま聞くことでした。
そして質疑の時間を抜きにして3分後には終わっていました。
Geminiだから即Antigravityを勧めてくる・・ということはありませんでしたが、どうせすぐトークンが溢れて何もできなくなるくらいならYoutubeの広告を取っ払いつつAIのトークンの大きいプランにしようということでAntigravityをあえて選びました。いざとなればその中でclaudeでもGPTでも動かせばいいだろう・・と。
とにかく予算は最低限です。実はこの環境で1年くらい使っていますが、Google AI Proは個人のおもちゃと考えれば実質無制限ですね。もう一つ下のプランだと半日で溢れました。使い方にもよると思いますが・・。

認めたくないがとても便利だった

内心「人間をナメるなよ・・」と思っていましたが、割り切って使うと、IDEとかgitとかとにかくコードと周りに強く、あんなに触りたくないリポジトリも気軽にコミットするようになると同時に結果的に諸々の理解が深まりました。悔しい。

MCPサーバとは

MCP(Model Context Protocol)サーバ・・? これを内心恐れていて、
ローカルなのかリモートなのか、どういうものなのか、イマイチよくわからない・・。
一言で言えば、「AIに新しい道具を持たせるためのプラグのようなもの」なわけですが、photoshopはともかくfigmaは動かせたほうがいいな・・ということで入れてみました。やったことはAIに聞いただけです。
「セットアップ?やっとくよ?」
みたいな、あの態度が気に食わないですが、「お願いします」と入力する弱い私がそこにいました。

「AIに指示してコードをもらう」から、「AIと一緒にローカル環境で直接モノを作る」への進化は、一度体験するともうブラウザ版には戻れません。もし今、ブラウザのチャット窓とエディタを何往復もしてコピペに疲れている方がいたら、ぜひCLI型のAIツールに足を踏み入れてみてほしいです。想像しているよりずっと簡単で、ずっと快適です。